メッシ事件って言われても、何のことか分からないと思います。
以前にも書いたように私はなかなかにミラクルな出来事に遭遇したり、ミラクルなことを引き起こすのですが、その中で我が家庭において命名されて未だに語り継がれている出来事が「メッシ事件」です。
日本開催であった2015年のクラブワールドカップにおいて、欧州代表がバルセロナでした。監督が名将 グラウディオラであり、目玉となる選手はメッシ、スアレス、ネイマール(当時最強の攻撃陣でありMSNと呼ばれていた)をはじめ、イニエスタなどの超豪華メンバーでした。
チケット代が高く試合観戦は諦めモードだったのですが、来日予定のニュースを一緒に見ていた妻が「あなたはこれを見に行かないの?これだけサッカー好きなんだったら絶対行ったほうがよいよ!」と前のめりに背中を押してくれて行くことにしました。本当に男前な妻です。
そして、クラブワールドカップでは決勝よりも準決勝の方が得点シーンが多い傾向にあるしチケット代も安いので準決勝のチケットを購入しました。思えばこれが運命の別れ道となるのですが。。
来日直前にネイマールが怪我をして準決勝は出れないとの報道がされましたが、メッシが見れるんだから十分に満足だと自分に言い聞かせておりました。
準決勝の当日は朝早くに出社して仕事を定時までに片付けて万全の状態で試合が行われる横浜国際競技場の最寄り駅へと向かうことが出来ました。
あと一駅で最寄り駅というところで妻からLINEが来まして、内容は「メッシ欠場みたいだよ」というものでした。電車に乗ったタイミングでニュースではそんなことは報じられていなかったはずなので信じられずに「そんなことはニュースになっていないよ」とLINEに返信しながらヤフーニュースを更新して見てみたら、本当に欠場のニュースが出ていました。記憶が正しければ、本当に試合の直前に報じられたと思います。
メッシ欠場の理由は
”尿管結石を発症した際に起こる腎疝痛(腎結石)のため”
でした。
試合当日のしかも試合直前で腎結石が理由で試合欠場するとか聞いたこともなく、しかもよりによってメッシとか…
一瞬目の前が真っ暗になり帰ろうかなとか考えてしまいましたが、その他のメンバーももちろん豪華ですので踏み止まりました。本当に仕方ないですしね。
息子にもこの事態は共有されていて、普段ならからかい半分のようにLINEしてくるのですが、特には触れてきませんでした。後々話を聞いたところ「前日まで物凄く楽しみにしていた姿をみていたので、さすがに可哀そうすぎて何も言えなかった」そうです。。
試合そのものはイニエスタとスアレスが大暴れでしたし、さすがの試合内容でした。私には普段よりスアレスが3人分の気合いれて頑張ってくれていたように見えました。
ちなみに決勝戦ではメッシが軌跡の出場を果たすとともにネイマールも戦列復帰で、MSNが復活して優勝しました。やはり決勝にすれば良かったですね。
ミラクルな出来事はまだまだありますので、適宜ブログにアップしていこうと思います。